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土田浩翔プロ 特別書き下ろしコラム
14人の師

(つちだ こうしょう)
土田浩翔 第11、22期鳳凰位・第22、23期十段位、第26期王位/他多数
著書「土田流麻雀 仕掛けを極める」
「最強麻雀土田システム」
「麻雀が強くなるトイツ理論」

第四十一打「リーチの種類」 2018/10/31

皆さんが大好きな《リーチ》

この《リーチ》の種類について今回は考えてみようと思います。

種類? ん? と首をヒネる打ち手は案外多いかもしれません。

でもよく考えていただければ、普段かけている《リーチ》を種類別に分けることに抵抗はないはずです。

私が考える《リーチ》の種類は8つ。

(1) 効率リーチ

(2) 場況リーチ

(3) 牌理リーチ

(4) 打点リーチ

(5) 親につきリーチ

(6) 親を見てリーチ

(7) イチかバチかリーチ

(8) 出アガり期待リーチ

(1)~(8)の《リーチ》について簡単に説明しておきましょうか。

(1) 効率リーチ

この《リーチ》は、リャンメン待ち以上のアガり易い、あるいはツモり易そうに見える《リーチ》のことで、極めて出現率の高い《リーチ》といえるでしょう。

四萬五萬九萬九萬一筒二筒三筒五筒赤五筒五筒六索七索八索
三萬四萬赤五萬六萬七萬九萬九萬一筒二筒三筒六索七索八索
二萬二萬二萬四萬五萬六萬七萬七筒八筒九筒三索四索赤五索
五萬六萬七萬八萬九萬九萬九萬三筒四筒赤五筒一索一索一索

打ち手が何となく安心した面持ちでかけられる《リーチ》になっているはずです。

(2) 場況リーチ

この《リーチ》は、<場>に出ている牌たちを見たうえで、山に複数枚残っているとか、誰もが使いにくい牌になっているとか、そんな理由をもって、アガり易いという判断の下、かけたくなる《リーチ》といえるでしょう。

〔場況〕 東4局 ドラ六萬(×印はツモ切り)

東家

白南一筒八筒九索×二萬三索中×

南家

九索二筒北一萬白×六筒東×三索

西家

東南×西八索三萬九筒×一索×四筒

こんな〔場況〕だったとき、北家がかけてくる《場況リーチ》は次のような形になります。

一萬三萬六萬七萬八萬一筒一筒赤五筒六筒七筒四索五索六索
三萬四萬赤五萬九萬九萬九萬二筒二筒三索四索五索七索九索
六萬七萬八萬三筒四筒五筒一索三索八索八索発発発
二萬三萬四萬赤五萬六萬七萬九萬九萬四筒五筒六筒八索九索

序盤に切られている数牌のとなりやひとつとなりの牌を狙う《場況リーチ》の典型といえるでしょう。

(3) 牌理リーチ

この《リーチ》は牌理という名の下、数牌の1・2・8・9に焦点を当てたり、自分が暗刻で使っている牌のとなりを狙っていくような《リーチ》を意味します。

一萬一萬二萬三萬四萬八萬八萬八萬四筒赤五筒六筒九筒九筒
一萬三萬三萬三萬七萬八萬九萬四筒赤五筒六筒二索二索二索
六萬六萬六萬七萬八萬一筒一筒四筒赤五筒六筒七索八索九索
二萬二萬四萬五萬六萬四筒赤五筒六筒八筒八筒二索二索二索
四萬四萬五萬赤五萬五萬六筒六筒六筒八筒八筒一索二索三索

《牌理リーチ》とは、ご覧のように、相手が使いにくい、いまにも余ってきそうなところで待っている《リーチ》といえるでしょう。

(4) 打点リーチ

この《リーチ》は、待ちの良し悪しに関わらず、マンガン・ハネマンあたりに照準を定めた《リーチ》を意味します。

一萬三萬四萬五萬六萬七萬八萬九萬一筒一筒三索四索赤五索
三萬三萬四萬四萬五萬八萬八萬二筒三筒四筒二索三索四索
二萬二萬五萬赤五萬四筒四筒六筒六筒赤五索八索八索北北
二萬三萬四萬五萬六萬七萬八萬九萬東東中中中
一萬三萬七萬八萬九萬一筒二筒三筒九筒九筒一索二索三索

もちろん、ドラが複数ある手牌で、少々待ちに自信がもてなくても、打点が見込めるのでかけていく《リーチ》も含まれます。

(5) 親につきリーチ

この《リーチ》は、打ち手であればどうしても避けて通れない《リーチ》であり、親の連荘を第1の目的とし、うまくアガれれば打点も伴ってくることもある《リーチ》といえるでしょう。

三萬四萬五萬八萬九萬一筒二筒三筒六索六索六索北北 八萬ドラ
四萬六萬七萬八萬九萬四筒赤五筒六筒一索一索一索西西 八索ドラ
三萬三萬四萬四萬六萬七萬八萬三筒四筒五筒二索二索二索 六筒ドラ
一萬二萬三萬六萬七萬八萬三筒四筒赤五筒七索八索九索北 九萬ドラ

こんな感じで、効率でもなく、牌理でもなく、打点でもない親《リーチ》といえるでしょう。

(6) 親を見てリーチ

この《リーチ》は、親の河を見て、スピード感の無い河だと判断したときや、親の摸打を見て、覇気を感じなかったり、やる気が伝わってこないときに、その不具合に乗じてかける《リーチ》を意味します。

たとえば親の河が次のような並びだったら(×印はツモ切り)

北西北×九萬一萬南×一筒九索

九筒一萬八筒×二萬×南西北×西×

四萬六萬二筒六筒五萬×三筒×六索四索

レアケースでは、こんな河でもイーシャンテンだったりしますが、通常の河読みでは、親リーチはかかってこないだろうし、子方が先制リーチをかければ、向かってはこないだろうという前提で次のような《リーチ》をかけるのです。

二萬四萬八萬八萬八萬三筒四筒赤五筒六筒七筒八筒二索二索
四萬六萬八萬八萬八萬三筒四筒五筒二索二索赤五索六索七索
四萬四萬五萬六萬六萬八萬八萬一筒一筒一筒赤五索六索七索

親の逆襲がないという前提で、少しだけ打点をみて、少しだけ欲張りになってかけてみようかなという《リーチ》といえるでしょう。

(7) イチかバチかリーチ

アガりに近づいたのかどうか? まったく自信が無いものの、着順を上げるためとか、どうしても親を流したいとか、アガりが欲しいとか、そんな理由でかける《リーチ》を意味します。

文字通りのイチかバチかになり、この《リーチ》をかけたがために、深い傷を負う可能性もありますから、相当な覚悟をもってかけることになるでしょう。

(8) 出アガり期待リーチ

・スジ待ち

・ノーチャンス待ち

・地獄待ち

スジ待ちに関しては、かなり読まれやすくなってきたとはいえ、それでも手詰まりが始まると、スジを頼りに打っていくことが多いので、その心理を突く《リーチ》になります。

ノーチャンス待ちは、よほど変則的な河に見えないかぎり、オリ打ちを誘い出すケースが多く、ある意味、美味しいリーチといえるでしょう。

地獄待ちについては、放銃したときのショックがかなり大きく、打点そのものはさほどではなくても、心理面でかなり優位に立てる一石二鳥的な《リーチ》といえるでしょう。

以上、(1)~(8)までのリーチの分類、おわかりいただけたでしょうか。

そしてそのリーチ成功率はいかほどのものなのか? (1)~(8)、それぞれの率を自身でチェックし、リーチの精度を高めていくことが、打ち手には課せられているような気がします。

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